江戸城の無血開場を果たし、江戸幕府に終止符を打った最後の将軍こと15代将軍徳川慶喜は、後に静岡県の紺屋町に拠を構えました。
今で言うマンションという言葉では失礼なくらい見事な日本建築だったそうです。空襲で一度燃えたものの、現在でも「浮月楼」という料亭として現存しています。
紺屋町には住宅用のマンション物件はあまりありませんが、空襲で静岡県静岡市が壊滅状態になるまでは、静岡県の四番町など庶民の町に、現在のマンションとも呼べる長屋が建ち並んでいました。
徳川慶喜は趣味に生きた人で、カメラに自転車に鷹狩にと精を出していました。その元将軍らしからぬ姿は「けいきさん」と親しみを込めて、マンションとは無縁の静岡の町人に呼ばれ親しまれました。
